burst!!
あい。












彼女は


出逢ったときから
すべてを無くしていて
なにも持っていなかった


濡れたその目は妙に艶やかで
白い素肌はまるで雪のよう


手にいれようとすれば
するりと通り抜けてしまう

けれど、彼女を
手放すことも見放すことも無理で
…どちらかというと無意味に近かった

気づけば彼女に溺れていた
表すこともできないほどに…










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