想い出の蒼空


ピンポーン



少し過去を思い出して感傷に浸っていた私を チャイムの音が現実に引き戻す。




いいところだったのに……


ピンポーン


チャイムの音に悪態つき、玄関に向かう。



ピンポーン


……しつこい




ピン、ガチャ



「うるさいんだけど…」


四度目のチャイムがなる前に扉を開け、予想していた人物に文句を言い、睨んだ。



そこに立っていた人物は…




やっぱり


「よぉ」


手を軽く挙げ爽やかスマイルで挨拶をする…





まっちゃんこと 広山昌樹ーヒロヤマーマサキーだった。


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