天神学園高等部の奇怪な面々30
「……」

立ち上がって、ボリボリと頭を掻く龍太郎。

「そりゃあ、アレか?筱萠、副会長がお前に言ったのか?足りねぇもんだらけでつり合わねぇって」

「えっ、いやっ…」

言いよどむ筱萠。

「王子は心の広い優しいお方じゃ。決してわしに対して、そのような事を直接言ったりはせぬ」

「……それってさぁ」

苦笑いする龍太郎。

「お前が勝手に思い込んでるだけじゃねぇのか?」

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