二重人格な後輩



「あんたなんて、お断り!」



即答。


それはちょっと傷つくなぁ。



って、俺、さっきから傷ついてばっかじゃね?


もしかして、俺って吉田先輩のこと……。




「でも……」



「でも?」



吉田先輩が俺の方をチラッと見る。


なんだ?




「……年下も悪くないかもね」



「え……?」




驚く俺に吉田先輩は、綺麗な笑顔を向けてそっと手を繋いできたんだ。






おまけ①*おしまい*


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