生徒会長と甘い会議

彼氏






今、時間が止まったように動かない。


好き?



慎が?



誰を?





さっきの慎の言葉が頭の中でグルグルと回っている。




「嘘……」



って言って。



あたしの願いとは裏腹に、慎の顔はすごく真剣で。





手の痛みなんて忘れてしまうほど、今の状況が驚きで。





「嘘じゃない」




お願いだから、いつもみたいに笑って嘘って言ってよ。







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