生徒会長と甘い会議

デート

休み時間、教室でいつものように香織ちゃんとお話する。



「はぁーもう行事が終わったわね」



「そうだね。生徒会の仕事もそろそろ２年生に引き継ぎだしね」





文化祭が終わってから数週間が経った。


体育祭や音楽祭も終わり、あたし達３年生は大学入試や就職試験に向けて勉強中。




ここの学校は卒業までは３年生が生徒会を続けることになっている。


だけど、受験勉強などで忙しいから、この時期だけは生徒会候補の２年生がお手伝いしてくれている。





なんか、生徒会メンバーは内申、頭脳ともに優秀の生徒を選んでいるから、最後まで続けさせたいんだそうだ。




でも、生徒会に選ばれたんだから仕事もこなして、しっかり大学も合格したいと思っている。






「もう楽しみねーのな。あとは勉強だけか」