生徒会長と甘い会議
生徒会長と甘い会議
中庭で話したことで、会長との距離が完全になくなったと思う。
前までは何を考えているのか分からなかったけど、今ではだいたい分かる気がする。
想いが通じ合ってるって、今まで以上に感じる。
って、あたしが勝手に思ってるだけかも。
でも、そう感じられるほど会長があたしのことを大事にしてくれてるって伝わるんだ。
「あー今日でこの学校ともオサラバかぁ……」
慎がポツリと呟く。
その言葉に少し寂しさを感じる。