王子様注意報 2
「なんで妃芽ちゃんはこんなとこ来たの?」
「・・・雷くんに会って聞くためだよ。理由を」
「あわよくばメールのことなかったことにしてほしいからだ」
「・・・」
そう言って楽しそうに笑う雷くん。
・・・なんか腹立ってきたな。
「だったら妃芽ちゃんがいなくなればいいよ」
「・・・は?」
「だーかーらー!!」
そう言って私に一歩近づいた。
「妃芽ちゃんが五人の前から消えてくれたらいいんだよ」
雷くんの笑った顔が悪魔に見えた。