王子様注意報 2



「まぁ・・・俺とりあえず教室帰るから


そこのパンフレット作りしといてね~」


そう言って小山センパイは手を振って出て行った


「・・・由紀」


「そんな悲しそうな顔しても無駄なんだけど


やるよ早く」


「・・・はい」


わたしは目の前にある紙の山を見つめてためいきをついた





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