微妙な関係
まっいっか。
翔太と帰るの久しぶりだし。


正直嬉しいしね♪




――放課後――


「やっと終わったぁ。翔太のとこ行こっ」


そして鞄を持って立ち上がろうとすると・・・


「芽衣ー!呼ばれてるよ」

「えっ!」



一瞬翔太かと思ったけどドアの方を見て見ると隣のクラスの男の子だった。


なんとなく・・顔だけは覚えていた。


「何ー?なんか用事?」


「えーと・・ちょっと廊下出てもらえる?」


私は頷いて着いていく。



少しの沈黙。


そして顔を少し赤くして



「俺隣のクラスの菅田。えっと・・俺堀江さんのこと好きなんだ!もしよかったら付き合って下さい」


突然の告白に私は言葉が出ない。



< 16 / 25 >

この作品をシェア

pagetop