オオカミヤローに捕らわれて
それ所か私達メイドや執事にも気を遣って下さる、とってもステキな人だった。


優しく丁寧な物腰の旦那様、いつも美人で女神の様な甲坂様。


お二人が並んでるとそりゃあもう絵になって、旦那様のファンだったメイド達も、「「「お似合いよね~~~」」」と言い合い、文句を言う人は1人もいず。


「紅茶がはいりました」


「いつもありがとう、吉良さん。今日はいいお天気ね」


「そうだ、後でちょっと散歩に出ないか?」


「ええいいわね!行きましょ♪」


私も2人は本当にお似合いで、きっといい夫婦になるんだろう…そう思っていた。
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