君はド天然。

将器の背中にぴったりとくっつく。

うぅー……

鼓動が聞こえそうだよぉ。

こんなにくっついたの、初めてだ。

アクセルをふんで、バイクが発進する。

「将器、彩菜以外の子と2人乗りしちゃ嫌だよ?」
「するかよ。変な心配すんな」
「うん」

すごく、恥ずかしいけど。

でも、すごく嬉しいの。

将器も同じなら、いいなぁ……
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