空白の未来。

「愛梨ちゃんかぁ!んーとじゃじゃあ愛梨ってよぶー☆あ、それとあいたんにしよかしら♪」


「いやいやキャラじゃないから(笑)!」


廊下を二人で歩いてるけど
会話が絶えず気まずくもない。


なんだろうこのこ
凄い落ち着く。


「ふふふーじゃあ愛梨ね♪うちは明美とかてきとーによんで☆」


テンションはとても高めだけど(笑)


「じゃあさー明美は部活とかやんの?」


あたしは入るつもりもなかったけど
なんとなーく聞いてみた。


「あたしねーちょっと迷ってる部あるんだー♪」


「へぇ~どこどこ?」


私達が入ったこの高校は
どの部もインターハイにでるほど
強くなくあまり部活が盛んじゃない。


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