恨みからの仮交際
「もうすぐ駅につくよ。美里。」

「そうだね…」

「………?美里!!なにボーッとしてるの?」

「ごめん…」

〔間もなく、○○駅です。お出口は左側です。〕

「この仮交際、絶対誰にも言わないようにしてね!!」

「うん…了解。」

「じゃあ、バイバイ。」

「バイバイ…」

私たちは別のドアから出た。



あの笑顔が、心に突っかかる。




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