恨みからの仮交際
「美里、何かあったら相談していいよ。」
階段を登りながら唯花が言う。

「えっ?」

「あんな顔の美里見たくないよ。ウチを頼っていいんだよ?」

「私、もしかしたら唯花のことサンドバッグにしちゃうかもよ?」

「それはお断り!!」

「ww…………………唯花…」

「なに?」

「……………ありがとね。」

「うん。親友なんだから当然のことをした限り!!」

「やっぱり、唯花が一番大好き!!」
唯花に抱きついた。

「! 珍しく美里がウチに甘えてるぞ~!可愛いなぁ~美里!!可愛いぞ!!」


そんなことをしてるうちに
階段を登り終えていた。

「ウチらのチームは一番右側の方のいす。で、右側にあるそこの扉を開けると、一部屋だけだけど更衣室があるから、そこで着替えを済ませる。そんなかんじかな?」

「わかった。説明ありがと!!着替えてくる!!」


私は急いで着替えた。

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