男嫌いのプリンセス
あ、そうだ
「みりい、明日晴紀と遊んでくるから」
「晴紀くんと?うん、分かった!」
そう言って、ニッコリ笑うみりい
……心配だな
「なんかあったら言えよ?」
「うん♪大丈夫だよー♪」
ホントかよ
いや、もう子どもじゃあるまいし、俺が心配しすぎか
つーか、なんだろう
さっきから、みりいが可愛くてしょうがない
触れたくなる
俺はそっとみりいの頬に手を伸ばす
そして、柔らかい頬に手を添えた
「か、海都?/////…あの、えと…/////」
顔を赤く染めてあたふたするみりいが、すげぇ可愛くて
……俺、どうしたんだ?