1/2な彼



「はじめちゃん、ジェラルド先生のこと好きになったでしょ」




「さ、さゆりちゃんなんでわかったの!?」




「はじめちゃんわかりやすいよ?元気よくクラス委員手あげてたし、さっきもショック受けてたでしょ?」




「うん、正解」




「ジェラルド先生って結構有名だよ?」


さゆりちゃんはニヤニヤしなが言った。


「有名って、どんな?」



「この大学で、イケメン教師だって」




「や、やっぱりかぁ」




ジェラルド先生かっこいいもんな・・・





「あたしって、ここの大学の付属中学から通ってたからさ、いろいろ聞いたんだぁ。ここって女子大でしょ?ジェラルド先生は目の保養!だから彼女いるって結構ショックだなぁ」




「私もショックだよ・・、失恋した気分」





すると、さゆりちゃんは立ち上がって言った。





「まぁ、あたしは彼氏いるし、いいんだけど。はじめちゃんのこと応援してるからね!」




「うん!ありがとう!さゆりちゃんが味方だと心強い!」





「ほら、はじめちゃん、お昼ジェラルド先生のとこ行くんでしょ?」





「あ、そうだった!いってくる!」





私はジェラルド先生のところへ向かった。

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