無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「オレの傍にいてくれ」


「…それも冗談ですか?」


「本気だ」


・・・

「もう少しだけ・・・

ここにいます・・・」

私の言葉に、

俊が微笑んだ。

「…この着物」

私の着てる着物を指差した。

「急な雨で・・・

たまたま誠之助さんに会って、

これを借りました」

私の言葉に、

一瞬顔を歪めた。
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