無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
朝食を終えた俺たち。

・・・

愛奈を車に乗せて、

仕事場まで送った。


「ありがとうございました」

笑顔でお礼を言った愛奈。


「いや、気を付けていけよ?」

「はい。そこですけどね?

誠之助さん、仕事は?」


「一旦家に帰ったら、

仕事行くよ。同じ服じゃいけないしね?」



「・・・そうですね?」

手を振った愛奈が、

会社へと入っていく。

・・・

こうやって、

ずっと愛奈と一緒にいられたらいいのに。

そんなことを思いながら、

見えなくなるまで、

愛奈の後姿を見つめていた。
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