無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
扉を見つめている私。

「・・・愛奈」

私の名前を呼んだ、

大好きな人・・・

その人の方にそっと体を向けた。


・・・


俊は、両手を広げて・・・


「おいで?」

優しく微笑んだ。

・・・

私も少し微笑んで、

俊の胸に飛び込んだ。


「・・・ごめんなさい」


「ん?」


「誤解・・・してて」



「もう、いいよ。

愛奈がこうして帰ってきてくれただけで、

どんなに嬉しいか、

愛奈にはわからないだろうな?」
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