無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
俊も、ニッコリ微笑んで、

リップ音を鳴らして、キス。


「ご飯出来た?」


「うん・・・あ、

話し逸らさないでください」


「ん?・・・あぁ・・・

さっきには、機密書類なんだ」


「・・・」

疑いの目で俊を見る。

冷静を装ってるんだろうけど、

目が泳いでる・・・

私にばれると、

マズイものなのは確からしい。


「だから・・・愛奈にも、

見せられない書類なんだ」


それだけ言った俊は、

ごまかすように、

もう一度キスをすると、

私をキュッと抱きしめた。

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