無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
鞄の中からメジャーを取り出した麗さん。

何をするかと思えば、

私の体を上から下まで図りだした。


「え、あの、ちょっと?!」


「細いわねぇ・・・

?!・・・胸は大きいわね、Dカップ位?」


?!・・・ビンゴです。

私は顔を赤くして頷いた。


「こんなスタイル抜群な彼女、

俊が羨ましいわ」

そう言って微笑んだ麗さん。


「…ところで、

何で私の体の寸法を測ってるんですか?」


なんだか話を逸らされてるよな気がして、

私は直球勝負。


「私ね、『服』のデザイナーしてるの。

それで、愛奈ちゃんあんまりスタイルいいから、

一度測ってみたかったの。

そして、勘違いさせたお詫びに、

服をプレゼントしようと思ってね?」
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