無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
後ろから誰かが私を抱きしめた。

驚きと不安の中、

そっと上を向くと、

俊が私の顔を覗き込んだ。


「唐沢部長!

…ビックリさせないでください。

…それから、離してもらえます?」


私の言葉は却下らしい・・・

「仕事終わったのか?」

「はい。今から帰るところです」

「一緒に帰ろう」


・・・・

「唐沢部長?」

「なんだ」

「もしかして、

待っててくれたんですか?」
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