【完】俺だけを愛して溺れろ。



「今日はねぇー」



今日もまた、凪は愉快そうに彼女の話をしてくれる。



俺はこの時だけ、凪に見せるのだ。



学校では見せない、明朗快活な笑顔を――。















二人が初めて出会う雨の日に戻る
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