Clumsiness+2+
☆魁side☆
「はぁ…。」
俺、東間魁は、今蛇の生殺し状態でいる。
俺の横で気持ちよさそうに眠る榊光梨は、大切な彼女。
すげー傷つけちまったから、これからは大切にするって決めたんだが…。
今は真夜中の3時。
想いが繋がったあとパタンと眠ってしまった光梨は、きっと真夜中なうえ泣き疲れてしまったんだろう。
でも、な?
好きで好きでしかたのねぇやつが無防備で寝てて我慢って、相当キツい。