【完】君と流れ星を。
「まあまあ落ち着け。ほらここにアイスがあるから食っていいぞ」
「そんなんで釣られるか!」
廊下まで聞こえる会話。
また先生が無理難題を押し付けているに違いない。
そっとドアを開ける。
にらみ合う2人。
私もちょっとコレに慣れてきたかも。
「何の騒ぎですか?」
海斗先輩が優しく尋ねると、澤田くんがふてくされた顔でこっちを見た。
「こいつが、職員室でいらなくなったソファがあるからってここに運べとか言うんだよ」
「みんながくつろげる空間にしたいと思ってな」