社長!好きです!
化粧を直して事務所に戻る途中で、

ふと視線を感じて辺りを見回した。



「あ・・」


柱の陰から由が顔を覗かせていた。


なんで隠れてるわけ?


そう思いつつ辺りに人がいないのを
確認して由の方に向かう。



「なに隠れてるの?
社長がさっき探してたみたいよ。」


「だから隠れてるんじゃん。」


はあ?

なんかしたの?


「社長すごい怒ってたわよ。」

知らないけど
そう言ってみた・・




「マジ?

やばいな~、
和ちゃんにまで迷惑掛けちゃって・・。」


なに?


やっぱ、怒られるようなことしたんだ?



つか・・・私に迷惑掛ける?って?


なんか・・・イヤ~な予感?





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