社長!好きです!
加崎は続けて

「副社長は和の彼氏な訳?

和と付き合ってる訳でもないんでしょ?」


な・・・なんでそんなこと・・・


まるで由を挑発するように


「彼氏だったら

あそこで和に謝らせようとしないわよね?」


言い放った。



「だから・・あれは・・・」

見ると

由は拳を握り締めている。




「失望したわよね?和。」


加崎は私のさっきの気持ちを

分かってた。


だから



「好きな女を守れないなら・・

さっさと諦めな。」




一瞬


「え?」



加崎が

男に見えた



いや・・・加崎は男だけど・・・



今のは完全に男に戻ってた・・・


よね?



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