社長!好きです!

「あら?珍しい、副社長が社食なんて。」


現れたのは、加崎勇士。


「今日の日替わりランチ美味しそうだったんで。
それに、一緒に食べてくれる人見つけたから。」



そう言って副社長が私を見た。


一緒に食べるなんて言ってないし

勝手に見つけられても


すっごい迷惑なんですけど!



とも言えない・・・



「そうなんだ~、和ってばいつの間に~。」


そうやって大声だすのやめてくれる?


余計に他からの視線がこっちに集まった。



加崎の方を睨みつけたが

「私もここ同席しても邪魔じゃないよね?」



ちゃっかり?副社長の隣に座り込む加崎


「全然邪魔じゃないよ。ね、和ちゃん?」


副社長の笑顔・・・


あんたたち二人とも邪魔なんですけど!


言えない・・・



ただひたすらお弁当を食べることに専念



そして、今度現れたのは・・・


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