社長!好きです!
・・・ってゆ~か

このまま忘れていられたらよかった?



「式は、2週間後。

全て僕に任せて。

久利生さんは何も心配いらないから。」



食事を終えてリビングに移動して


社長は一方的にそう言ったかと思うと



ソファーの上に足を投げ出し

「ちょっと休む。」

と言って



「社長?」

スー 

スー


って?


寝息?



「寝ちゃったの?」


なんなのこれ?

全部が一方的じゃない?



「アラアラ、ソウッタラ

タベテスグネタラ

“ウシ”ニナルワヨ。」


コーヒーを持って現れたメアリー。


ソファーで寝ちゃってる社長を見て困った顔して言った。


『牛』にね・・よくご存知で・・・。


と感心してる間もなく

「サキニナゴミノヘヤ、アンナイスルワ。」


私の部屋?


「あの・・・メアリー?」


着いて来なさいって感じでさっさと行くメアリー。


長い廊下を着いて行くと・・・


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