社長!好きです!
「本とに大変なんだ~。
あんな社長の下じゃ・・・。」
能成くんが不思議そうな顔をした。
「久利生さんって社長のこと、
あんまりよく思ってないんですか?」
あ・・まずかった?
「いや・・・そんなことは・・・。」
能成くんもどこまで信用できるかわからないんだった・・
と気づき言葉を濁すと
「久利生さんって何か違うっぽいですね。」
「違うっぽい?」
違うっぽいってなに?
「他の女性なんか、だいたいが社長の前では目がハートですからね。」
目がハート・・・
あり得ないでしょ?
あの感じ悪い男でしょ?
「社長に微笑まれたら女性はみんな
腰砕けですよ。」
それこそあり得ないし・・
ってか、
あの氷の男が
微笑む?
マジですか?
あの社長が微笑むの?
だったら、ネコが笑う方が
私には信じられるんですけど?
「ま、他の女性はごまかせても
私には通用しないわね。」
「久利生さんって・・・」
「なに?」
「カッコいいですね!」
能成くんが勝手に感動してる・・・