文目剣術部【弐】

「口悪ぃ」と学校の昇降口に喧嘩しながら歩いて行く2人を見て枳殻剣道部員は苦笑いした

「で?結局何しに来たんだよ?」

「はい!コレ」

弥生は詠に一枚の手紙を渡した

「あんた宛に来てたのすっかり忘れてて届けに来たのよ!それじゃぁね」

と弥生は車に乗って仕事に戻って行った

「手紙?」と詠は首を傾げながら封を開けた

手紙には【終わったね】と言う一行だけ書かれてあった


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