恋人未満の君へ、


「はいはい、部屋上がって。」

場所は分かっているので、スムーズに部屋に入り適当な所に荷物を置く。

「さて、はじめるか。」

「結局何色?」

一応確認取っておこう。
結城は私の髪を櫛でときながら話す。

「茶系に赤が混じった感じ。」

ふーん。パッケージ見てもあまり実感わかないや。
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