君と見上げた空【完】

親子の絆

「じゃあな」



「うん。バイバイっ」


私の家の前に着いたので、さよならした。
ホントはもうちょっと一緒に居たかった
なぁと思いながら、家に入ってリビング
のドアを開けると……



「うぅ……ぐすっ」


お母さんが泣いていた。驚いてその様子を
見ていると……



「あんたのせいよっ!!」


急にお母さんに怒鳴られた。


「子供が居る人は無理って言って振られた
 のよ!!あんたさえいなければ、うまく
 いってたのに。あんたなんて……あんた
 なんて生まなければ良かった!!」

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