【完】彼氏捨てます!Part2



啄むようなキスを数回して



「大輔くん。私と一緒にいたい?」



唇を離して、首に腕を回したまま至近距離で大輔くんを見つめた



「うん。いたいよ」




「………本当に?後悔しない?」




「本当だよ。後悔なんてしないよ、俺には白木さんしかいないから」



力強く言い切る大輔くんの言葉が胸に響いた




「……私にも大輔くんしかいない………っ」




大輔くんにキツく抱き付いた






大輔くんと出逢って私は初めて本気の恋をして


いっぱい泣いていっぱい悩んでいっぱい傷ついて…傷つけて…



いろいろなことがあったけど



私みたいな人間が大輔くんの傍に居られるって奇跡みたいなことだから


この奇跡がずっと続くようにこれからも愛し続けるよ



「大好きだよ。大輔くん」



そう言って大輔くんの唇を大胆に奪った




おわり
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