【完】彼氏捨てます!Part2
「はぁはぁ…」
しばらく走って息が切れて来たところで立ち止まった
そして後ろを振り向くと
「はぁはぁ」
私同様息を切らせている大輔くんが立っていた
やっぱり追い掛けて来た、
「ねぇ…大輔くん!?」
涙でいっぱいの瞳を手の甲で拭って大輔くんを見つめた
「私のこと好き??」
「うん。好きだよ」
「じゃあどうして不安にさせるの?
悲しい気持ちにさせるの?
私ばっかり大輔くんに会いたくて…触れたくて…一緒にいたくて……何かもうバカみたいじゃん」