いとしさの中で

静かな時

彼の背中を追いかける私。



(さっき気付かなかったけど、背が高いんだ。。。

ノブより全然高いな。)



さっきはかなり動揺していたけど、こうして改めて見てみると違うもんだな。 笑






"何飲むの?"


彼の言葉でまた我にかえる。



"あ。。。じゃあウォッカトニックで"







差し出されたグラスを受けとり、席に戻ろうとする私を


"ちょっと疲れたから、ここで休憩。"



と言って、バーカウンター横の椅子に引き戻す彼。




"あ、あぁ。。。"


私は椅子に腰掛け、二人横並びでお酒を飲み始めた。



バーカウンターの薄明かりに彼の顔が浮かび上がる。


私は話すことも忘れて彼の顔を見つめていた。

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