電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
だから誰か一緒に来てくれればいいなって思っていたの。
「・・・OK♪、8年ぶりに“少女探偵クラブ”結成しちゃう?」
「もう、私は遊び出来てるんじゃないの!出張に来てるの!」
と、私は言うけれど。実は、私が高校生の時に、静香と2人で、探偵クラブを作っていた事があってね。でも、フジミおばあちゃんが智美と美希ちゃんに作らせたのは、たぶんおばあちゃんが実現したかった事なのかもね。
まあ、その話は後で話す事にするわ。
「でもさ、咲恵子。時間大丈夫なの?」
と、静香は言った。
「あ!やばいかも!?」
私は、腕時計で時間を確認すると、約束の時間まであと10分足らずだった。
「急いで!」
と静かに背中を押され、走って目的地に走る。





To Be Continued.....


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