電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
すると石版が半分に割れて、ウィンドウが表示される。〔扉を開けますか?「YES」「NO」〕と。
「もちろん、「YES」だ!!」

すると、理科室の扉が、石版のような扉に書き換えられ(空間なので書き換えという言葉になる)ていく。そして、扉を開ける。
ものすごい光の中を健太は扉の中に入っていく。

「うまくいったようだな。後は健太自身に任せるとしよう。これで邪魔者はいなくなった」
と、颯太が言った。
「仕方がない、誰だか知らないがこれ以上オレの邪魔をさせない!」
颯太は、プログラムから〔危険!絶対に使うな!!〕と書かれたプログラムを起動させる。そして、起動させるとウィンドウからしつこく〔本当に起動しますか?〕と出てくるが、全て「YES」を押す。颯太の目が可笑しくなりつつ、起動を開始させる。そして、新たなウィンドウでは〔起動中・・・ 〕で、猛スピードで100%になっていく。
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