隣に住んでいるのは先生で……。



さっきからお姉ちゃんは私に妙な話をしてくる。



「じゃあ………直哉は?直哉のこと覚えてないの………?」



「えっ………?」



先生が私に何の関係が………?



「だって、直哉が綾子って呼んでるじゃない………」



えっ………?



何か理由でもあるのかな?



「それは先生が突然、私のことを綾子って言ってきて………」



その途端、お姉ちゃんははぁ………っと大きな溜め息をついて言った。



「ダメかぁ………」



< 241 / 281 >

この作品をシェア

pagetop