最愛〜最高の涙を君と…〜
「信じられない」
「何が」
学校を出てあたしは
呆然としていた。
なのに颯は平然としている。
「颯は自分がどれだけモテてるのか自覚なさすぎ」
「は?それこっちのセリフなんだけど」
「意味わかんないし」
「あんたね、もうちょっと自覚してくれなきゃ困る」
そんなことを言いながら
少し不機嫌になった颯。
「ちょっと…」
「他のやつらにばれたって俺はかまわないよ。むしろ変なのが寄り付かなくなるしばれた方がいい」
颯は恥ずかしげもなく
こうやっていきなり
嬉しい言葉をあたしにくれる。
「麗も周りになに言われたって気にしなくていいから。俺がいるんだから」
颯にそんなこと言われたら
ま、いっか。って思ってしまう。
「…うん」
あー好きだな。