最愛〜最高の涙を君と…〜





「な、に……これ」

「誕生日プレゼント。時間なかったし安物だけど」



そんなの、関係ないよ…。




「俺、言葉少ないし、嫌な思いさせることもあると思う」

「…っ…う、ん……」

「今まで、物にも人にも特別執着したことってなかったんだけど……」





色んな思いが溢れて、
涙が止まらなかった。




「だけど、麗だけは…誰にもとられたくない」




ずっと聞きたかった颯の声。
こんなに近くに颯を感じられる。




「誰よりも麗を好き…これだけはずっと、一生変わらないって言える」




ねぇ、これじゃまるで





「16歳おめでと。今はまだ無理だけど、俺と………………結婚して?」





プロポーズみたいじゃん。








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