誘惑男子①~アブノーマルに抱きしめて~


「それも、エレベーターの中って…。

あ~ん、桐谷敬~、チョーエロいんですけど~~」



おネエタレントばりに腰をくねらせる理香を横目に、彩は延々愚痴り続ける。



「…ったく、昔の敬はさ、女のコが苦手で、お酒の力を借りないとあたしと目も合わせられないくらい純情だったのよ…

あんなタラシになるなんて、ほんっと、信じらんない!」



「バッカね~。世間じゃそれを成長って言うんじゃない。

あれだけのイケメンなんだから言い寄ってくる女だってハンパないし、それなりの女性経験積んだらフェロモンも出まくるってもんよ。

どう?キスだって…昔とは違ってたでしょ?」



「グ、グホッ…」



今度は彩がグリンピースを詰まらせる番だ。



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