ブラック王子に狙われて①



「わ、忘れて?」

「ムリだろ」

「じゃあ、黙ってて?」

「嫌だね」

「ぇええ!?」

「フッ。どうしてもって言うなら…」

「………」



ゴックンと生ツバを飲み込む。



「お前、今日から俺の下僕な?」

「はぁぁぁぁぁあ!??」



あまりの信じられない言葉に、開いた口が塞がらない。



「俺は別にいいんだぜ?お前が貧乳を超極厚パットで騙してようが、関係ないし」

「う゛っ……す、すみません。下僕で結構です」

「フフッ。最初っから、そう言ってりゃいいんだよ」

「なっ!!」



如何にも見下してる感じが腹が立つ!!

ホント、何様!?



< 4 / 150 >

この作品をシェア

pagetop