8時23分 運命の数字
「はい、お土産~アイスだけど♪」

「誓司には、ゆきだいふく。永遠には、がりり君。私はがっちんみかん♪」


永遠「さっすが俺らのスター!俺らの好みまであたってる!」
愛「だてに今まで一緒にいないわ!」







「宿題終わったなりぃ~!二人ともありがとう!ますます好きになったよ~ん♪」


「そりゃどうも。ありがたきお言葉。」
「まぁ、俺らが無理やりこの学校に入れちゃったようなもんだしね」


そう、私は偏差値表のてっぺんにいるようなところを二人に無理やり志望校にされて、この超スパーイケメンズによって教育され、なぜかわからないが受かってしまったのである。もちろん、それなりの努力はしたつもりであるが。
まぁ、私がこの学校にいるのもこの二人のせいでもあるのだ。
本当は普通の高校に行くはずだった、お父さんもお母さんも、女の子は勉強なんてそこそこでいいんだって言われてたんだけど(私だってそこそこできてたし・・・)永遠と誓司がこの学校を受けるって知った瞬間からお母さんが愛も見習いなさいって言うもんで・・・それで調子にのった二人が「俺らも愛がいたほうが頑張れます!それに、将来結婚する人に変な奴と合わせたくないですから、(変な奴とは愛を色目で見る奴です)」と、ご丁寧に補足もくわえ、しかも結婚って・・・いくつだよ、14だよ。14でこんなこというか。普通。

あぁぁぁぁぁ


「愛、どうしたんだ?」


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