8時23分 運命の数字

永遠「あ…まぁ、色々とな」
誓司「俺も…そ、そんなことよりさ、文化祭の出し物何にする?俺的には劇なんかを考えてるんだけど…」

「俺も!俺もそれがいいなぁ~」

「私も劇やりたいなぁ~。じゃあ、何するの?」

誓司「そこんとこは俺に任せとけ★」

「わかった!大和おじさんに頼むんでしょ?」

「さぁ?どうかな?」

永遠と誓司のお父さん、大和おじさんは私のお父さんの双子の兄で、小説家のお仕事をしている。いつも私に優しくて、お母さんに似ていると良く言われる。

「まぁ、楽しみにしてなって!それに、まだ学級でも決まってないし、すべては決まってから。だろ?」

「そうだね!早とちりは行けないね…
じゃあ、もう遅くなってきたし…今日はありがとね!また明日、いつものとこで!お邪魔しました~!」

永遠「じゃあな~、また明日。」
誓司「また明日」

この時の私はまだ、何も知らなかった。
あの時、彼らが何を考えていたかなんて…

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