あまあま恋
なぜそうなる!?


『キモいんだけど…。』
 クスクス

すれ違うたびに言われる悪口。
そして、あざわらうかのような笑い…


はあ~。
どうしてこうも毎日あきないで
こんなしょうもないことを…。

私にどうしてほしいんだか((あきれる。

まあ、本当のこと。
だから私はきにしないけどね…。

なんて考えて、教室に行く間の階段をのぼる。

ドンっ

「わっ!!」

「ちょっのん!?」
ぎゅっ!。とにかく急いで手すりをつかむ。

あーもー!!

危ない危ない。

背中を押された…。
私の高めな反射神経がなかったら、今頃おちてたわね…

そして、一息ついてから押した相手をみる。

クスクス

「あ~らっ、大丈夫?栖川のどかさん?」
はあ~。
またこいつか…

よくも自分でおとしておいて言えるわねっ!
そしていつものお決まり。





『今日も一段とおダサいのね』




…あー。はいはいわかってますとも!
< 1 / 101 >

この作品をシェア

pagetop