恋愛温度(番外編も完結しました)
お泊まり荷物を抱えて、なんとホテルのバ-にいる私。


「ドラマみたいな展開だね~!」


けらけらと笑うみかん。

結局あたしはみかんに相談するしか思いつかなかった。


「笑い事じゃあないよ、怖いんだから。怖いと思うでしょ。」


「ねえ、、初めて聞いたいつも強気な結花から怖いなんて言葉。」


「ああ、そういえばそうね、初めて言ったかも。」


あはは、、と笑いかけて、


「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ。

 もう、マンションには帰れないよ。」


「和司さんとこ行くつもりだったんじゃないの?」

でかい荷物を指して言うみかんに、


「もしスト-クされてたら、安住の地が恐怖の場所になるでしょう?」


「ありそうなだけに怖いわ。殺人現場とかになりそう。」



「きゃあああ、やめてやめて…怖いよ。」



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