夏の日差しと狼のいろ。
「みんな?」
ウルーは怪訝そうに
目を細めた。
そういえば、ウルーは
双子達がどうなったか、
知らないんだっけ。
ツキは行けばわかるよ、と
ウルーに手を差し出した。
肩をかしふらふらするウルーを
支えながら
ツキは小屋にむかった。
ウルーを治療してもらわないと。
傷の治りが早いウルーは
ツキが重くないくらいに
自分の足で体をささえ、
歩いている。
そのおかげですぐに
小屋の前まできた。