*冷やし中華はじめました*



「お前家庭部に入部するのか?」



「はい…そのつもりですけど?」



「大丈夫か?」



大丈夫…?



それは一体どんな意味でしょう?



「大丈夫ですよ。あたし、裁縫も料理も得意だし、好きなんで!!」



「いや、そうじゃなくてな…」



「優那~!!終わったら連絡するから、一緒に帰ろうね~。」



先生の話を遮るように、ジャージに身を包んだ化粧濃い目のみっちゃんが、声を掛けて来た。



「わかった~後でね~。
あっ…えっと…先生…何でしたっけ?」



「ん~まぁいいか。
鈴木も部室に急いで。」



「はいっっ!!それじゃっっ!!」



てか、先生が呼び止めたんだけどな~。先生は一体何が言いたかったんだろ…。





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